2010年01月26日

ニュージーランド旅行記(4)

翌日14日は、クライストチャーチから少し離れてアカロアに行くことにしました。車で約1時間半の距離です。アカロアではドルフィンウォッチングが楽しみなのですが、そこに行くまでの道がなんとも素敵なのです。

朝、市内のパン屋さんでサンドイッチを買って出発。ちなみにサンドイッチの作りは、かなりテキトー。パンの大きさは不ぞろいだし、切り口もギザギザ。すごーくアバウトなサンドイッチでした。写真に撮ってこなかったのは失敗だった(笑)

クライストチャーチから、ちょっと車を走らせると、すぐにこんな風景になります。
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ニュージーランドでは、ちょっと郊外に出ると制限速度は100km/h。
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市街に近づくに連れて80~60km/h、市内では50km/hになります。違う日に国道1号を走ったときに、片側2車線中央分離帯のある国道が60km/hだったのに、そこから道を外れて片側1車線の田舎道に入ったとたんに80km/hになったところもありました。道の広さよりも人の多さとと交通量で決まっているんでしょうか。


ともあれ、一面の牧場の中の道を快適にドライブしながら、ところどころで車をとめて羊さん見学です。

どこにでもいますよ。
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かわいいなあ。
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こんな機械もありました。ぐるぐる回りながら水撒きです。
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アカロアはクライストチャーチの東側の半島にある町。その半島が丘陵地帯になっているので、アカロアに近づくにつれて、だんだんと山がちになります。

山道から振り向くと、こんな風景が広がります。
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これだけで来た甲斐があったというもの。


途中、何度も車を停めて羊さんや風景を楽しみながら、アカロアの街に到着です。
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クライストチャーチにもいっぱいいましたが、ここでもカモメさんがいっぱい。
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日本での鳩なみにずうずうしいです(笑)


ドルフィンウォッチの船は、この桟橋から出ます。
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なんだか天気が怪しくなってきました。チケットを買った売店のお姉さんには、風が強いのでかなり揺れると言われましたけれど、ここまで来て乗らない手はないですね。出航時間まで、しばし暇つぶしの散策をしました。

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2010年01月21日

ニュージーランド旅行記(3)

アートセンターで2時間もブラブラしたあとは、翌々日の朝食を食べる予定の、昔のお屋敷「Mona Vale」への道順を実際に走って確認。

迷うといえば、クライストチャーチ市内はなんだか一方通行が多くて、右折禁止/左折禁止のオンパレード。そんな記憶はないんだけどなあ。10年前と比べて人も車もかなり多くなった印象なので、交通量の増加に伴って変わったのかもしれません。想像ですけど。

Mona Valeでも少し散策したあと(紹介はのちほど)、初日最後はクライストチャーチのシンボル「大聖堂」に寄りました。

大聖堂は街の中心にあって、周囲は広場になっています。
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右の青いところは工事中の幕がかかっていて、ちょっと残念。

中に入って入り口を振り向く
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正面を魚眼レンズで
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中の造りは荘厳の一言。ステンドグラスもとても綺麗です。
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もう1枚。
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大聖堂を出るころには、もう夜の7時半ごろ。といっても日の入りが遅くて9時半ごろなので、まだまだ明るいのでした。

夕食は、お気に入りのお店「Sergeant Peppers Steak House」で食べようと思ったら、なんだかお店が変わっていて、「OSCARS Steak House」になってました。名前からもわかるとおり、以前は店内にビートルズのレコードジャケットいっぱいだったのですが、今回は映画のポスターがいっぱい貼ってありました。オーナーが変わったのかオーナーの趣味が変わったのか...なんにしろステーキを食べて、ホテルに戻りました。

ところで、路上のパーキングエリアや(一部を除く)有料駐車場は、あらかじめ時間分の料金を器械に入れて、出てきたチケットを車に置いておく形式なのですが、クレジットカードがそのまま使えるのが便利でした。10年前は小銭で苦労したんですよね。

あと、パーキングエリアの最大駐車時間が細かく決められていて、便利なところは5分とか10分の無料スペース、少し離れると60分とか120分の有料スペースになっていて、とても分かりやすくて便利なシステムでした。概して運転マナー/交通マナーが良いので、そういうシステムが成り立つんでしょうね。日本のような違法駐車天国だと崩壊しそうです。

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2010年01月20日

ニュージーランド旅行記(2)

そういえば、ニュージーランドの入国カードで「NZ$700を超える個人ユースの物品の持込」の有無を問う欄がありました。NZ$1は約70円ですから、換算すると5万円。今回は一眼デジやらノートPCやらいろいろ持ち込んでいますから、当然チェックを入れておきました。

入国審査でカードを見せたら、日本に持ち帰る分には関係ないとのこと。そんならそういう質問にしてくれればいいのにと思ったけど、どこでもこうなんでしょうか? 旅慣れていないと、こういうところが分からなくって困ります。

もうひとつ。食料品の持ち込みについては、かなり厳しい制約があって、申告を忘れるとその場で罰金を徴収されるとのこと。眠気覚ましにFRISKを持っていったので、一応申告して検疫チェック時に見せました。

クライストチャーチ空港から、現地ツアー会社の人にホテルまで送ってもらいます。

今回、H.I.Sの半日市内観光付き、あとは全部フリータイムのツアーに乗っかったのですが、さして意味の無い市内観光はキャンセル。本当は空港でレンタカーを借りて、ホテルまでの送迎もキャンセルしたかったのですが、それはダメとのこと。10年前はキャンセルできたのに、融通が利かなくなったぞ>H.I.S

ツアーに乗っからないで航空券とホテルとレンタカーだけ手配する手もあったのですが、そうすると何かあったときのクライストチャーチ現地の連絡先がなくなるので、緊急時のことを考えて、あえてツアーに乗っかったのでした。10年前はある事情で急に日本に帰ることになって、飛行機の振り替えやらなんやら現地ガイドにお世話になった(自分の英語力じゃとうてい無理)ので、今回もリスク回避。

閑話休題。

今回泊まったホテルは10年前と同じ、Heartland Hotel Cotswold。
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市内からは少し離れていますが、いわゆるモーテルで夜中でもなんでも自由に車の出し入れができるところが良くて、ここにしました。晴れていれば夜中に外出して星を見ようという魂胆がありますから、市内のホテルで車を預けるようなところだと、困るのです。

中庭に自由に車を駐車します。
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ちょっとコテージ風で、レセプションも独立した建物になってます。
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室内はこんな感じ。まあ、中級クラスのホテルでしょうか。
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とりあえずホテルにチェックインしたあと、市内のレンタカー屋さんまで歩きます。だいたい15分から20分くらいかな。10年前と道は変わっていないので、迷うことはありません。レンタル予約時間まで少し間があったので、市内のモールをうろちょろして時間をつぶします。

借りたのはTOYOTA Yaris (日本でのVits)のマニュアル車、向こうでは小型車を借りると普通にMT車なので、MT好きとしてはとてもGood。

無事に車を借りて、最初の観光地として、お気に入りの場所「アートセンター」に向かいます。


アートセンターの時計台。手前にあるのは路面電車「トラム」の駅。
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アートセンターはカンタベリー大学の旧校舎を利用して、様々な芸術・工芸のアトリエ/工房が集まっていて作品の販売もしています。
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織物のお店の雰囲気が良かったので、お願いして1枚撮らせていただきました。
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お礼にというわけじゃないですが、ここではランチマットを買いました。


センター内のFudge、いわゆるお菓子のお店
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アートセンターは毎回のように来ていますが、何度来ても面白いです。木工のお店やマオリの工芸品のお店、絵画、小物、いろいろあって、見ているだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。

(続く)

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2010年01月19日

ニュージーランド旅行記(1)

5泊6日でニュージーランドに行ってきました。6日といっても初日は機中泊だし、最後は丸一日かけて帰ってくるので、現地にいるのは実質3日半です。
海外旅行は今回で3回目。なんてドメスティックな人(笑) しかも、そのすべてがニュージーランドという、とても偏った旅行経験です。ちなみに前回は10年前。
今回は南島にあるクライストチャーチにずっと滞在する予定。レンタカーは借りるけど、そんなに遠出せずに、ゆっくり過ごすつもりです。


1月12日。昼過ぎのバスで成田に。
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ちなみに事前にクライストチャーチの天気を調べてみました。12日出発、17日帰国です。
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行っている間、毎日雨マーク付き... orz
でもまあニュージーランドの天気予報は当たらないとの噂を信じて前向きに。


無事に出国手続きを済ませて、機上の人に。クライストチャーチまで約11時間の旅です。


機内ではさして面白そうな映画もやっていなかったので、ほとんどフライトインフォメーションの画面にしていました。

現在地の表示画面。
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進路は南東のはずなんですが、飛行機の絵は東を向いたまま。なんだこりゃと思って、次の画面を待っていたら...
 
進路は北を向いていました(笑)
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どこに連れて行かれるんだか一抹の不安を感じながら夜を明かしました。


機内からの朝焼け
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新月直前の細い月も見えていました。
一眼レフは棚に入れてしまっていたのでコンデジでテキトーに撮ったら、地球照も写っていました。
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クライストチャーチに近づいてきたところ。
さすが羊さんの国。羊雲でお迎えです。
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クライストチャーチの天気は曇り。初夏とは思えないくらいの肌寒さです。もともと夏でもそれほど気温が上がらないのですが、日がかげるとかなり涼しくというか、寒く感じます。滞在中はだいたい薄手のセーターと、場合によってはその上に薄いジャンバーを着ていました。


(続く)

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2010年01月08日

スタートレック新作映画のノベライズの翻訳(1.5)

原書が手に入ったので、前回の記事について検証。

「リードアウト」は、やっぱり「readouts」でした。まあこれは違うわけが無いので、それをどう訳すかの問題。

「パイクはコンソールをいじった」は、「Pike hit another console」でした。なんでこれが「いじった」になるのかなあ。そのまんま「叩いた」でもよいくらいだと思います。
 
「警戒警報イエロー、シールドを上げろ」は、「Go to Yellow Alert, shields up.」。そして「レッドアラート発令!戦闘態勢につけ」は「Red Alert! Arm weapons systems!」でした。
前者は「Go to」を考慮するなら「警戒警報を出せ、シールドを上げろ」、後者は「非常警報!戦闘態勢につけ!」ですかね。その方が警戒警報のときのゆとりと非常警報のときの性急さの差が出ると思います。警戒警報のときは、まだ「出せ」と付け加える余裕があるけど、非常警報の時にはそんな暇ないぞって感じ。「レッドアラート発令」って、とっさのときに叫ぶには語呂が悪いと思います。

ということで、やっぱり原書があるほうがよいですね。

といっても英語力が無いので、ちょっと複雑な文章だとついていけません。いま、次回掲載予定の、日本語的には絶対に変な部分の原文とにらめっこしています(爆)

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2010年01月07日

けっきょく買っちゃいました

STARTREK最新作ノベライズの翻訳について書き始めて、やっぱり無性に原書を読みたくなったので、Amazonで注文しました。
今夜あたり届くかな?(わくわく)

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2010年01月06日

スタートレック新作映画のノベライズの翻訳(1)

昨年公開された、スタートレック(以下、ST)の新作映画のノベライズが角川文庫から発刊されていますが、ちょっとこの翻訳について物申したく。
 
これまでSTの小説は、一部を除いてハヤカワSF文庫から斉藤伯好先生の翻訳で出ていましたが、氏の逝去によってどうなるのだろうと思っていました。角川文庫から、まずは発刊されたことは嬉しく思います。

ですが、この翻訳はどうにもいただけません。

あらかじめ断っておきますが、私は英語はからっきしダメで翻訳なんて絶対にできません。今回も原書を確認して書いているわけではありません。でも、翻訳された出版物は、もはや日本語の小説です。その日本語が、私から見てちょっと文句を言いたくなるレベルなのが、今回の翻訳なのです。それも1箇所や2箇所ではなく、です。どうにも気になって集中できないので、気になったページに折り目をつけながら読みました。
 
たとえば、何箇所かに「リードアウト」なる言葉が出てきます。

戦術士官はリードアウトをじっとみつめ、目にしたものを理解しようと努めた。

リードアウトなる用語はST専門用語にはありませんから一般用語です。ですが片仮名で書いて放っておけるほど一般的な日本語でしょうか?

Googleで検索するとCDのセッション終端(lead-out)の解説ばかりがでてきます。手元の電子辞書で調べてみると readout で、「(コンピュータの)解読、読み取り、情報検索」と出てきました。それなら多少の違いはあっても「計器の表示」とでも訳してルビで「リードアウト」と書いておくほうが、よほど日本語になっているでしょう。


次に、パイク艦長がカークら上陸班をシャトルからパラシュート降下させるために、コンソールを操作する場面。

「幸運を祈るぞ、諸君」パイクはコンソールをいじった

いくらなんでも「いじった」はないでしょう。「いじる」を広辞苑でひくと「手でもてあそぶ。確かな方針や目的なしに、あれこれと手を加える」となっています。要するに目的のない行動なわけです。嫌味な書き方をすれば「コラコラそこのボク、勝手にコンソールをいじっちゃダメだよ」と言いたくなります。普通に「操作した」で充分なはずですし、それが自然な日本語です。


次に、U.S.S.ケルヴィンのロバウ艦長が発する命令

「警戒警報イエロー、シールドを上げろ」 (「警戒警報」にルビで「アラート」)

なんだか妙な言い回しだなあ、と思っていたら、3ページ後には

「レッド・アラート発令! 戦闘体勢につけ!」

とありました。最初の「警戒警報イエロー」が原書でどうなっているのか気になりますが、おそらく「Yellow Alert」だけではないでしょうか。もしかしたら「Condition Yellow」かも知れませんが、いづれにしても「レッド・アラート」に合わせて「イエロー・アラート」にするか、もっと良いのは、TVや映画のST翻訳に合わせて「警戒警報(ルビでイエロー・アラート)」「非常警報(ルビでレッド・アラート)」としたいところです。STに馴染んでいる人ほど「警戒警報」「非常警報」の方がスッと頭に入りますし、馴染んでいない人でも「警戒」「非常」と当てはめることで、警報レベルが上がったんだと分かります。


他にもまだまだありますが、長くなったので次回に。

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2010年01月03日

PC強化計画

新年早々、メインPCの強化を画策中。

といっても、Core i7 とかは、まだマザーボードやメモリが高くて手が出ないので、Core 2 Quad 化を考えてます。これならとりあえずマザーボードとCPUを交換するだけで、メモリは流用できるもんね。電源は、内蔵しているHDDがかなり多くなっていてちょいと厳しそうなので、思い切って容量アップします。
悩ましいのは、Core 2 Quad 9550(安い)/9550s(巧い)/9650(速い) のどれにするか...悩ましい...

とりあえず電源だけは注文しちゃいました(笑)

玄人志向のKRPW-VII-650
 
新製品なんでどうなんでしょう?とも思ったのですが、まあ先代も悪くない評価なんで、これに決まり。安いし。

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2010年01月02日

いつもと変わらない正月

今年の正月も午後から墓参して、母方の祖母の家に年始のご挨拶。
いつもと変わらない正月。
こういうのは、変わらないのがいいですね。

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2010年01月01日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

いつもならNHKの「ゆく年くる年」を見てから地元の神社に初詣に行くのですが、今年は寒さにめげました....歳かな...

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