2010年03月09日

TSCCその後

ターミネーター サラ・コナー クロニクルズ。「TSCC」と略すんだそうな。

第8話まで見ました。ファーストシーズンは残り1話らしいですが、だんだん観るのがつらくなってきた。

設定に無理がありすぎ。登場人物の行動に不可解な点が多すぎる。それが伏線になっているなら良いですよ。でも、伏線なんかとはぜんぜん関係ないところで不可解な行動を見せられると、どうにもストーリーに集中できません。たとえば、T-888のチップをキャメロンが解析に手間取っているのに、なぜジョンがすぐ解析できてしまうのか。街中でどうどうと信号機のBOXを開けて少年(ジョン)がPCをつないでいるのに、なぜ周囲の誰も通報しないのか。市役所のシステムセンターに防犯装置は無いのか?もしも防犯装置をサラ達が切ったのなら、その時点で警備員がなぜ駆けつけないのか?切られたことも分からないようなチープな防犯装置ですか?あれだけ目撃されて、なぜ警察が捜査に乗り出してサラ達を捜索しないのか。支離滅裂です。

それと、最初と最後のサラのモノローグが、なんとも耳障り。だいたい長い台詞やモノローグが多いドラマって、たいてい陳腐ですよね。作品にこめるメッセージは、演出・演技であらわすべきで、それができないから台詞やモノローグでカバーしようとするわけで。映画版ターミネーターにも、サラのモノローグはありますけれど、あれはTVの倍以上の長さの映画だからバランスが取れているわけですよ。

この先は観ないだろうな。

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